そんななか、瀧口範子「シリコンバレー通信」混迷のイランにTwitter革命は起こるか? という記事を通じ、ハーヴァード大学バークマンセンターがInteractive Persian blogosphere map というものを公開していることを知る。どのような手法で描画しているのかについての説明もあるが、専門的でよくわからない。ただ、いずれにしても改革派だけでなく保守派、詩歌(?)、サイバーシーア(?)など多様な人びとがブログで発信しているらしいことはうかがえる。
"Twitter Revolution" なるフレーズも一人歩きしているようだが、Gaurav MishraというメディアアナリストはIran’s “Twitter Revolution” — myth or reality? というインタビュー記事で、それは間違いであり、イランで起こっていることをそう呼ぶことで、アフマディネジャドの支援者やムサビの支援者のオフラインのネットワークを過小評価することになると警告している。ただし、世界中の注目をこの危機に向けさせたことの重要性は付け加えている。
Twitterでこんなつぶやきを見つけた。
我々は、Twitterを通じてイランの情報をえた。ただ、我々が、関心を寄せるべきなのは、Twitterではなく、イランの現実だと思う。
まったくそのとおりだと思う。