2007年6月24日日曜日

宮家準先生の最終講義

神道宗教学会6月例会 宮家準先生國學院大學最終講義「霊山の社寺と修験―日本人の原風景を求めて―」

宮家準先生は慶應義塾大学をご退職後、5年間國學院大學で教鞭をとられた。その最終講義が昨日、神道宗教学会の主催、日本山岳修験学会の後援で催された。



2部構成で2時間以上にわたり、日本の山岳信仰・修験道の歴史と地域的展開を滔々と概説された。この5年間に國學院大學大学院の宮家ゼミ生をしたがえて歩まれた膨大かつ密度の濃い調査の蓄積に圧倒されるとともに、宮家先生の強調される「日本人の原風景」としての山岳信仰、そして修験道の活動について、自分がいかに中途半端であいまいな知識しか持ち合わせていないかを痛感、反省させられた。最後に後進の研究者、学生に向けての激励のお言葉を添えられたが、胸が熱くなった。

そして、司会の中山郁さん(國學院大學研究開発推進センター講師)の心暖まるはなむけの演出に感動。なんと、本物の修験者の方が教室に登場し、ほら貝を吹き鳴らしながら宮家先生を先導してしずしずと退場されていった。

ご著書の『霊山と日本人』と、21世紀COEプログラムの報告書をあらためて拝読しようと思う。

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