2月5・6日、浜松市天竜区水窪町で複数のNPOと住民グループが協働して進めている「みさくぼ大好き応援団」という地域づくりの担い手育成事業について、皇學館大学の櫻井治男先生をはじめとする9名で、関係者の方々にインタビューにうかがい、また天竜川沿いの秋葉街道を通って水窪町を訪れてきた。「宗教の社会貢献活動に関する比較文化・社会学的研究」(研究代表者・櫻井義秀北海道大学教授)による調査の一環である。
インタビューに快く応じていただいた方々の一人、NPO法人魅惑的倶楽部(エキゾチッククラブ)の鈴木恵子理事長が開いているブログでも、すでに紹介していただいている。
視察・・その2
私がこの活動を知ったきっかけは、国土交通省の「新たな公」という事業の採択情報からなのだが、興味深かったのは、水窪町の住民の方が切り出した間伐材を、知的障害者授産施設で「竜水護森・木札」という絵馬のような板に加工してもらい、それを浜松市街のいくつかの提携店で販売し、市民に願い事を書いてもらった木札を、年に1回、水窪町の山住神社に奉納する、という一連の流れだ(写真は浜松市街の地ビール店のレジ脇にあったもの)。
環境啓発、地域づくり、障害者福祉の要素がすべてからみあっているのだが、いったいどこからそのような発想が生まれ、どのようにしてそれが実現できたのか、ぜひうかがいたかったのである。
同行した櫻井先生や板井正斉さんとのやりとりも刺激的だった。今回うかがった貴重な内容はいずれ何らかの形で報告にまとめたい。
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