『TITLE』という雑誌を繰っていたら、小野リサが勧めるCDの中にノラ・ジョーンズが載っていて、そこの解説に、「ラヴィ・シャンカールの娘」と書いてある。
えっ、そういえば『地球交響曲第六番』にシタール奏者のラヴィ・シャンカールとその娘が出ていたが、あの娘がノラ・ジョーンズだった!? と驚いた。たしかロンドン生まれでラヴィの一番弟子だったはずだが……。
ネットでいろいろ調べてみると、シタール奏者になったほうはアヌシュカー・シャンカールと言い、ノラ・ジョーンズとは異母姉妹の関係らしい。
ラヴィ・シャンカル - Wikipedia
意外な事実だった。
2007年9月28日金曜日
2007年9月17日月曜日
日本宗教学会のホームページ
現在学術大会が開催中の日本宗教学会(私は昨日発表を終えた)のホームページがリニューアルされた。
日本宗教学会
新しいホームページでは、『宗教研究』の論文検索や、国内外の研究会開催情報が加わっている。
ちなみに『宗教研究』は、77巻2号(2003年9月)以降が、国立情報学研究所のCiNiiで全文PDF形式で公開されている。
CiNii - 宗教研究
日本宗教学会
新しいホームページでは、『宗教研究』の論文検索や、国内外の研究会開催情報が加わっている。
ちなみに『宗教研究』は、77巻2号(2003年9月)以降が、国立情報学研究所のCiNiiで全文PDF形式で公開されている。
CiNii - 宗教研究
2007年9月3日月曜日
小池靖『セラピー文化の社会学』
小池靖さんから、新刊の『セラピー文化の社会学―ネットワークビジネス・自己啓発・トラウマ』(勁草書房)をいただいた。
ネットワークビジネス、自己啓発セミナー、自助グループ (「トラウマ・サバイバー運動」) といった現象をフィールドに、心理学的な発想や態度の広がりを「セラピー文化」としてとらえ、それが現代に生きる私たちにとって意味するものを分析・考察するという内容で、1990年代前半からの十数年にわたる小池さんの研究の集大成。キーワードは「強い自己」と「弱い自己」、それから「ネオリベラリズム的な時代」(への適応/からの避難/etc.) か。こうしたテーマに関する評論はあまたあるけれど、手堅い社会学書としておすすめしたい。
ネットワークビジネス、自己啓発セミナー、自助グループ (「トラウマ・サバイバー運動」) といった現象をフィールドに、心理学的な発想や態度の広がりを「セラピー文化」としてとらえ、それが現代に生きる私たちにとって意味するものを分析・考察するという内容で、1990年代前半からの十数年にわたる小池さんの研究の集大成。キーワードは「強い自己」と「弱い自己」、それから「ネオリベラリズム的な時代」(への適応/からの避難/etc.) か。こうしたテーマに関する評論はあまたあるけれど、手堅い社会学書としておすすめしたい。
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